上記の表は矢谷教授達が、前立腺の潜在癌を丹念に調べたものであるが、癌の遺伝子が関与していると思われる浸潤癌は日本人/米国人で1/2−3の割合だ。ところが、臨床癌になると1/10〜20の割合となる。どう考えても癌遺伝子の関与よりも、生活習慣の方が大きく関与していると考えるべきではないのか。
また、胃癌の調査で、日本人がハワイに移住すると、胃癌は25%減少し、息子の代には胃癌が17%減少する。逆に、大腸癌の調査で、日本人がハワイに移住すれば、2倍に増加し、息子の代になると、3倍に増加する。
この三つの例をみて、分かるように、癌は生活習慣病であって、癌遺伝子が存在したら、遺伝子病だと云うのは科学的態度ではないと考えるべきだ。 |